洗浄力が強く、ダメージの大きい高級アルコール系シャンプーは髪を痛める、ということは、今や誰でも知っていると言ってもいいでしょう。

そこで注目されているのがアミノ酸シャンプーです。

これだけたくさんあるシャンプーの中で、アミノ酸シャンプーが注目されるのは何故なのでしょうか?

アミノ酸とは

Amino acids set isolated on white

皮膚や内臓器官、血管、筋肉、そして髪の毛は主にタンパク質から作られていますが、その原料となっているのがアミノ酸です。

人間の体を構成しているアミノ酸は約20種類と言われていますが、体内で合成できるのは10種類しかありません。

残りの10種類は合成できないため、食材など外部から取り込む必要があるので必須アミノ酸と言われています。

数百から数千のアミノ酸が連なることで、あらゆる種類のタンパク質が生成され、それぞれの部位を構成しています。

髪の毛をどんどん分解していくと、行き着くところはアミノ酸となるのですね。

アミノ酸シャンプーの特性

ドラッグストアなどでリーズナブルな価格で売られているのは、ほとんどが高級アルコールシャンプーという種類です。

高級アルコールシャンプーの洗浄成分は石油系界面活性剤を使っています。

石油系界面活性剤は汚れをしっかり落とせるのですが、皮脂まで根こそぎ落としてしまいます。

皮脂は、頭皮を刺激や乾燥から守る皮脂膜を形成する重要な働きを持っているので、全て落としてしまうと頭皮環境が悪化しトラブルを引き起こします。

また洗浄力が強いとキューティクルにもダメージを与えて髪を痛めてしまうため、抜け毛や薄毛の原因にもなるのです。

アミノ酸シャンプーは、アミノ酸系の界面活性剤を使っているという特性があります。

アミノ酸は髪の毛や頭皮のタンパク質を構成する成分ですから、ダメージを与えず洗うことができますし、皮脂を落としすぎなんてこともありません。

アミノ酸シャンプーのメリット

アミノ酸シャンプーのメリットは、髪や頭皮を優しく洗えるということです。

シャンプーをする目的は、髪や頭皮についている汚れを取り除くことですが、髪の根元や頭皮は皮脂汚れなどがついています。

油分が含まれる汚れというのは落ちにくいため、しっかり洗わなくてはいけません。

ただし、石油系界面活性剤でしっかり洗うと、頭皮を保護する皮脂まで落としきってしまうためダメージを与えます。

皮脂がなくなると、外部の刺激をダイレクトに受けてしまいますし、内部からは水分が蒸発して乾燥し、毛根組織の働きも低下することになります。

アミノ酸シャンプー優しい洗浄力は、頭皮を守る分の皮脂を適度に残しながら洗うことができますから、髪を美しく健康に保てるメリットもあるのです。